◆フードビジネスの今後
◆中食業・利益を生む経営術
◆変化に対応する一押し繁盛店
◆アメリカ発ニュービジネス動向
飲食最新事情を掲載します。
「 食市場は予想以上に面白い年 」
1:市場は大きな成長はないため、勝ち組と負け組みが明確になる
米国のハンバーグ市場を見ても明らかな様に、一番のマックは一人がちでバー、ガ一キング,カールスJr等、二番以下は苦戦。
一方新しい勢力のFiveGuys が600店以上と大成長し市場を大きく変化させている。
また、日本でもマックのコーヒーが積極的にフリーテイスティングを行った結果、他のコーヒ一店の市場を侵食している。
返す刀で、チキンでもKFCの市場を攻撃している。
市場が大きくならない時に思いきったパワ一で攻め込むと既存店はなかなか防衛することが出来ない。
特に日本人は人口減少・高齢化の時に新勢力の攻めに対して、守る方が攻める側より、はるかに難しいと言える。
従って、今年は予想以上に攻め込むタイミングと言える。
2:地域密着で大型多機能店も的を得れば,市場を変えることが出来る
お客様は予想以上に外に出ること、思い切った消費を控えることが予想される。
お客様に従来支持されている店が、デリバリ一など少し思いやりのある新しいサービスを提供することで予想以上に効果がある。
初めて来店されるお客様から満足を得ることは、来店経験のあるお客様の満足を得るより、はるかに難しいと云われている。
従って、既に来店されて面識のあるお客様に新しいサービスで物販をしたりデリバリーをするほうが、新規にチラシをまいて新しい顧客を獲得するより、はるかに容易である。
店の持つ経営資源を掘り下げ、これらを活用してリピータ一作りをすることに効果がある。
経営資源の中で最も重要なものは「人」であり,この活用(もっと店の前面に出す)が最も大切である。
調理のプロセスを見せ店の持つソフトをお金にかえることや、低カロリ一のメニューを開発するなど、新しいエ夫が必要である。
3:カロリー表示が市場を変える
4:新規参入の波
続きは第193回 外食産業繁盛塾にて