◆フードビジネスの今後
◆中食業・利益を生む経営術
◆変化に対応する一押し繁盛店
◆アメリカ発ニュービジネス動向
飲食最新事情を掲載します。
「変化の年、2014年食市場の展望」
2014 年は、大きな変化が起こる年と感じられる。ビジネスの世界では、変化の時、これに上手に対応して一大飛躍をとげる企業と、変化の波がアゲンストになり、衰退してしまう企業に分かれることが多いようである。
“変化対応力”を備えた企業は変化の時に、よりお客様に近づけるコミュニケーション力を持っています。
顧客とのコミュニケーション力で大切なことは、“質問力”と云える。
一般的に“本質をつく質問”が革新時ビジネスを生むカギと云われている。
新しいアウトプット(成果)を生み出したければ新しいインプット(材料)が必要である。積極的コミュニケーションは顧客の求める健康や安全、安心に対する様々な新しいニーズをインプットしてくれる。これらのニーズに対し、自己の持つ、経営資源やスキルでビジネスに幅広く、組み込むことが、より重要になってきている。
小商圏化の進む中、既にコンビニも5 万店まで伸び飽和状況になっており、今後は益々食に対する新機能で鮮度の良い、出来立てのデザートや惣菜、高齢者用弁当、オードブル、ケータリングなどオフ・プロミスなどを打ち出すものと予想される。
2015 年までの食市場の予想としては、次の通り、
外食: 32% → 31%
中食: 15% → 18%
内食: 52% → 51% と云われている。
食の外注化が進む中、中食市場は相変わらず成長すると思われるが、外食からも内食からも、その他の業界からも、中食に積極的に参入してくると考えられる。
従来の中食市場のプレーヤーもこの市場を単に守ることは出来ない為、デリバリー、ケータリングや老人食など、成長市場を攻め続けなければならない。
又、9 兆円と云われている通販市場は食においても、更に拡大することが予想される。
加えて、食材、人件費など諸経費も値上がりする事は必須であり、価格改訂や、ポーションの見直し、新しい組み合わせなど、新しい発想から新しい発掘が求められる時である。
情報の主権は、大企業や大チェーンからお客様に移り、現物での顧客情報の受信機能が大きな力となって来ている。市場は益々、専門化、細分化が進んでおり、失敗をおそれないスピーディなチャレンジが求められている。
しかし、価格上昇に対し、最も効果的なことは、優秀な人材の配置と云える。変化の時、値上げの時、“モノ”を言うのは、一にも二にも人材である。未来は過去と現在の延長線上にはなく、一方的に将来から到来する。その変化に対しては、新しい発想で取り組むことしかない。万一、失敗しても、失敗から学ぶことは多く、失敗することも最大の学習である。
今年は覚悟を決めて、変化に取り組むチャンスと云える。
詳細はセミナーにて。