古田基の業界レポート

◆フードビジネスの今後
◆中食業・利益を生む経営術
◆変化に対応する一押し繁盛店
◆アメリカ発ニュービジネス動向
 飲食最新事情を掲載します。

平成26年1月15日

「変化の年、2014年食市場の展望」

2014 年は、大きな変化が起こる年と感じられる。ビジネスの世界では、変化の時、これに上手に対応して一大飛躍をとげる企業と、変化の波がアゲンストになり、衰退してしまう企業に分かれることが多いようである。

“変化対応力”を備えた企業は変化の時に、よりお客様に近づけるコミュニケーション力を持っています。

顧客とのコミュニケーション力で大切なことは、“質問力”と云える。
一般的に“本質をつく質問”が革新時ビジネスを生むカギと云われている。

新しいアウトプット(成果)を生み出したければ新しいインプット(材料)が必要である。積極的コミュニケーションは顧客の求める健康や安全、安心に対する様々な新しいニーズをインプットしてくれる。これらのニーズに対し、自己の持つ、経営資源やスキルでビジネスに幅広く、組み込むことが、より重要になってきている。

小商圏化の進む中、既にコンビニも5 万店まで伸び飽和状況になっており、今後は益々食に対する新機能で鮮度の良い、出来立てのデザートや惣菜、高齢者用弁当、オードブル、ケータリングなどオフ・プロミスなどを打ち出すものと予想される。

2015 年までの食市場の予想としては、次の通り、
外食: 32% → 31%
中食: 15% → 18%
内食: 52% → 51% と云われている。

食の外注化が進む中、中食市場は相変わらず成長すると思われるが、外食からも内食からも、その他の業界からも、中食に積極的に参入してくると考えられる。

従来の中食市場のプレーヤーもこの市場を単に守ることは出来ない為、デリバリー、ケータリングや老人食など、成長市場を攻め続けなければならない。
又、9 兆円と云われている通販市場は食においても、更に拡大することが予想される。
加えて、食材、人件費など諸経費も値上がりする事は必須であり、価格改訂や、ポーションの見直し、新しい組み合わせなど、新しい発想から新しい発掘が求められる時である。

情報の主権は、大企業や大チェーンからお客様に移り、現物での顧客情報の受信機能が大きな力となって来ている。市場は益々、専門化、細分化が進んでおり、失敗をおそれないスピーディなチャレンジが求められている。

しかし、価格上昇に対し、最も効果的なことは、優秀な人材の配置と云える。変化の時、値上げの時、“モノ”を言うのは、一にも二にも人材である。未来は過去と現在の延長線上にはなく、一方的に将来から到来する。その変化に対しては、新しい発想で取り組むことしかない。万一、失敗しても、失敗から学ぶことは多く、失敗することも最大の学習である。
今年は覚悟を決めて、変化に取り組むチャンスと云える。

詳細はセミナーにて。

著書紹介

著書・女ごころを知ればメシは食える松下幸之助氏の薫陶を受けた弊社古田が日本ビクター・アメリカ社長時代の経験を活かし、女性の活躍するフードビジネス市場に参戦。1日2時間営業で来店600人を作る利益の生み方と、わずか十数坪の店舗を超繁盛店にしたノウハウを綴る。日本人の発想には難しいアメリカ発、女性のお客様「心」の引き付け方、女性スタッフ「感性」の引き出し方など、新しい女性市場・女性心理のつかみ方も公開しています。